2014.02/16 [Sun]
俺色に染めてやるぜ… 【麻雀】
ピンポーン♪
やべ、天鳳やってる最中にピザがきた!
ダッシュで玄関まで行って、店員にちょっと立て込んでるので部屋まで入ってきてくれ、と言いすぐPC前に復帰する。
「早かったすねーまだ南入っすよ!」
「まじっすか」
なんて会話をしつつ…

高いけど、無性に食べたくなるよね。
それでは続きから天鳳奮闘記でございます。
画像20個くらいあるので注意w
↓

ミュー先生「こうやってピザデブニートになっていくんですね」
麻雀記事に反響がありました。
各ジャンルの中、自分でも自信を持って解説できるのが麻雀なので、これからも記事の中心に据えていきたいと思います。

三段になりました。
四段になれば、特上卓で打てるので楽しみです。
ミュー先生「上級卓32戦16勝ですか」
勝手に相手が転がり込んできてくれる感じです。
その中の一戦を紹介しましょう。

南入。
21000点持ちの三着目。
こういう「字牌対子&単独字牌が数枚」みたいな手牌は、必ずホンイツを意識しましょう。
ホンイツは食っても2ハンと、難易度の割にはお得な役と言えます。
機動性がある上、喰いタンよりも守備力が高い。
さらにファン牌と絡みやすいので5200、ドラ一つでマンガン…と高打点を望めます。
ZEROは配牌をもらった時に、三色よりもホンイツを意識してることが多いです。
ミュー先生「で、図の手牌は何色に染めましょう」
本命は枚数のピンズ、対抗はドラ色のソウズ。
そういう訳でマンズからの切り出しとなりました。

1pを立て続けに引いてピンズ確定ですね。

どこからでも仕掛けて行く予定でしたが、どこも食えず、不発となりました。
親番もスルーして、ラス前です。

字牌対子一種に単独が数種…
これくらいでもホンイツを狙えます。
ミュー先生「マンズが五枚ありますね。」
もう一枚字牌が重なったら一直線です、絶対切ってはいけません。

1p1sと払ったところで親が9sポン。
ミュー先生「ソウズ模様ですね。どうするんですか」
上家・下家関係からさすがにソウズを乱れ切るわけにもいきません。
方針変更です。

ちなみに相手のホンイツに対する読みですが、
「字牌が出てきたらイーシャンテン。色が余ってきたらテンパイ。」
というZERO定石があります。
ミュー先生「また乱暴な意見を…」
たしかに例外もありますが、体感80%この定石に当てはまります。
少なくとも、押し引きの目安にはなるでしょう。
その定石からすれば、まだ下家は字牌を切り出してきたけどソウズが余ってきてないのでイーシャンテンと読みます。
7s8sを切っていきました。

両方食われましたw
でも、以前講義しましたね。
「切るのは自分の利益、食われるのはみんなの損害」
そして相手の捨て牌を見てご覧なさい。
まだソウズが余ってません。
ミュー先生「まさか、まだノーテンだと読むのですか?4枚ですよ!」
ZERO定石に陰り無し!
この後に6sを引いたので南も勝負です。
ミュー先生「あなた5800打ったらラス目になりますけど…」
言ったろ…しばらく前のめりにいくと。
つかこれはZEROの中では通常打牌です。

追いついてリーチ!
ちなみにこの時、気になる相手さんの手牌は…

やはりイーシャンテンw
赤5m一発で持ってきてるし。
つか5-8m優勝だなおい!

8m引いて万事急す。
裏が乗らず、3900。
マンガンだったらオーラス多少目があったんだけどなぁ。
下家さん、ソウズ持ってこなくてよかったね。

15400点差。
マン直で変わるけど、ハネツモで変わらない。
点差で逆転を考える時は、ツモか出アガリで考える。
直撃なんて芸当は狙ってできるものではない。
従ってこの点差ではもう2着確保が現実的で、もしも下家が仕掛けてきたらアシストするのが得策。
自分の手はちょっと上がれそうにない。
ツモに恵まれたチートイが精一杯か。
そう考えるとさっきの局のソウズバラ切りは押しすぎなんじゃ?とも思えてくるが、自分なりの定石を使ってギリギリまで行くのはいいだろう。
ケツさえ拭かなきゃいいんだし。

すると、下家が速攻で白ポン。
喜んで2pをアシスト。
この後も3m7mと送り込んであげようと考えていた。
こうやって利害関係が一致した者同士が上家下家になると強い。
暗黙の了解で結託して場を流そうとするのだ。
ソチオリンピックのノルディック複合観てて、同じようなシーンがあった。
1位2位が互いに先頭を交替しながら引っ張り合って、3位集団との差をキープしてたのだ!
あれと全くいっしょだ。
渡部選手銀メダルおめでとう!

ん…
てか下家さん…

染めてません?w
という訳で方針変更。
お灸を据えたらなアカン。
そうせな彼の為にならんのや!
ミュー先生「関西弁にチェンジですね」

チートイで即リー。
マン直も十分ありえる。
ツモッても裏裏で倍満。
ドラも見えてないしやりすぎの声もあるかと思いますが、大体ラスにはならないでしょう。
ミュー先生「親のおっかけが入ったら凍り付きますよ?」

あ…ツモった。

ヽ(・∀・)ノ
まぁ冒頭で言った通り相手が勝手に転んでくれただけですね。
こういう劇的な逆転をしても、あんま喜ばない方がいいです。
心を動かしてもろくな事ありません。
詳しくは下の記事を読んで下さい。
第3話くらいに、麻雀で勝つ為に不可欠な力、「克己心」に関しての記述があります。
参考→賭博黙示録ZERO 麻雀編①
ミュー先生「あなた関西弁になってたではないですか」
今はプロでもなんでもないんで「ラッキー」くらいは思いますよ。
しかし、チートイは今回みたいにバラバラな手でも、ハネマン・バイマンへの特別ルート…!!と言われてるくらい破壊力があります。
しかししかし、こういうので味をしめてチートイを意識しだすと、なかなか手が進みません。
特にイーシャンテンでのテンパらなさは異常。
そして、なんとかテンパっても単騎と不利。
面子手が見えてるなら面子手を追った方が良い事が多そうです。
例えば今日の半チャンの事なんですが。

これ。
9mをツモってチートイの1シャンテンになりました。
得意の染め手を見て、打4sといきたいところ。
んーでもトップ目なんですよね。
そして染めるにも9mは二枚切れ。
チートイって国士無双と同じで、一度出発するとほとんど戻ってこれない。
逆にここで対子落とししても、自然とまた重なって再度チートイになる事はある。
せっかく横に広がりそうなこの手をチートイ一本に固定するのは疑問手だと思う。
そんな訳で9mツモ切りとしました。

首尾よくピンフになりました。
対面が飛んでトップ。
上家も親マンのダブロンであり、このピンフを上がらなければトップにはなれなかった…という。
つまりあの「9m切り」の判断が決定打となった半チャンなのでした。
そんな感じで長くなってしまったので、これで終わりにしたいと思います。
少なくとも週末に一回は、こうやって自分の対局を振り返っていきたいと思ってますので、麻雀ファンの方は楽しみにしていて下さい!
来週には特上卓で打てるといいな。。
それでは明日スノボいくので…
少しだけ天鳳やって寝ますw
おやすみなさい!
ミュー先生「ありがとうございました」
やべ、天鳳やってる最中にピザがきた!
ダッシュで玄関まで行って、店員にちょっと立て込んでるので部屋まで入ってきてくれ、と言いすぐPC前に復帰する。
「早かったすねーまだ南入っすよ!」
「まじっすか」
なんて会話をしつつ…

高いけど、無性に食べたくなるよね。
それでは続きから天鳳奮闘記でございます。
画像20個くらいあるので注意w
↓

ミュー先生「こうやってピザデブニートになっていくんですね」
麻雀記事に反響がありました。
各ジャンルの中、自分でも自信を持って解説できるのが麻雀なので、これからも記事の中心に据えていきたいと思います。

三段になりました。
四段になれば、特上卓で打てるので楽しみです。
ミュー先生「上級卓32戦16勝ですか」
勝手に相手が転がり込んできてくれる感じです。
その中の一戦を紹介しましょう。

南入。
21000点持ちの三着目。
こういう「字牌対子&単独字牌が数枚」みたいな手牌は、必ずホンイツを意識しましょう。
ホンイツは食っても2ハンと、難易度の割にはお得な役と言えます。
機動性がある上、喰いタンよりも守備力が高い。
さらにファン牌と絡みやすいので5200、ドラ一つでマンガン…と高打点を望めます。
ZEROは配牌をもらった時に、三色よりもホンイツを意識してることが多いです。
ミュー先生「で、図の手牌は何色に染めましょう」
本命は枚数のピンズ、対抗はドラ色のソウズ。
そういう訳でマンズからの切り出しとなりました。

1pを立て続けに引いてピンズ確定ですね。

どこからでも仕掛けて行く予定でしたが、どこも食えず、不発となりました。
親番もスルーして、ラス前です。

字牌対子一種に単独が数種…
これくらいでもホンイツを狙えます。
ミュー先生「マンズが五枚ありますね。」
もう一枚字牌が重なったら一直線です、絶対切ってはいけません。

1p1sと払ったところで親が9sポン。
ミュー先生「ソウズ模様ですね。どうするんですか」
上家・下家関係からさすがにソウズを乱れ切るわけにもいきません。
方針変更です。

ちなみに相手のホンイツに対する読みですが、
「字牌が出てきたらイーシャンテン。色が余ってきたらテンパイ。」
というZERO定石があります。
ミュー先生「また乱暴な意見を…」
たしかに例外もありますが、体感80%この定石に当てはまります。
少なくとも、押し引きの目安にはなるでしょう。
その定石からすれば、まだ下家は字牌を切り出してきたけどソウズが余ってきてないのでイーシャンテンと読みます。
7s8sを切っていきました。

両方食われましたw
でも、以前講義しましたね。
「切るのは自分の利益、食われるのはみんなの損害」
そして相手の捨て牌を見てご覧なさい。
まだソウズが余ってません。
ミュー先生「まさか、まだノーテンだと読むのですか?4枚ですよ!」
ZERO定石に陰り無し!
この後に6sを引いたので南も勝負です。
ミュー先生「あなた5800打ったらラス目になりますけど…」
言ったろ…しばらく前のめりにいくと。
つかこれはZEROの中では通常打牌です。

追いついてリーチ!
ちなみにこの時、気になる相手さんの手牌は…

やはりイーシャンテンw
赤5m一発で持ってきてるし。
つか5-8m優勝だなおい!

8m引いて万事急す。
裏が乗らず、3900。
マンガンだったらオーラス多少目があったんだけどなぁ。
下家さん、ソウズ持ってこなくてよかったね。

15400点差。
マン直で変わるけど、ハネツモで変わらない。
点差で逆転を考える時は、ツモか出アガリで考える。
直撃なんて芸当は狙ってできるものではない。
従ってこの点差ではもう2着確保が現実的で、もしも下家が仕掛けてきたらアシストするのが得策。
自分の手はちょっと上がれそうにない。
ツモに恵まれたチートイが精一杯か。
そう考えるとさっきの局のソウズバラ切りは押しすぎなんじゃ?とも思えてくるが、自分なりの定石を使ってギリギリまで行くのはいいだろう。
ケツさえ拭かなきゃいいんだし。

すると、下家が速攻で白ポン。
喜んで2pをアシスト。
この後も3m7mと送り込んであげようと考えていた。
こうやって利害関係が一致した者同士が上家下家になると強い。
暗黙の了解で結託して場を流そうとするのだ。
ソチオリンピックのノルディック複合観てて、同じようなシーンがあった。
1位2位が互いに先頭を交替しながら引っ張り合って、3位集団との差をキープしてたのだ!
あれと全くいっしょだ。
渡部選手銀メダルおめでとう!

ん…
てか下家さん…

染めてません?w
という訳で方針変更。
お灸を据えたらなアカン。
そうせな彼の為にならんのや!
ミュー先生「関西弁にチェンジですね」

チートイで即リー。
マン直も十分ありえる。
ツモッても裏裏で倍満。
ドラも見えてないしやりすぎの声もあるかと思いますが、大体ラスにはならないでしょう。
ミュー先生「親のおっかけが入ったら凍り付きますよ?」

あ…ツモった。

ヽ(・∀・)ノ
まぁ冒頭で言った通り相手が勝手に転んでくれただけですね。
こういう劇的な逆転をしても、あんま喜ばない方がいいです。
心を動かしてもろくな事ありません。
詳しくは下の記事を読んで下さい。
第3話くらいに、麻雀で勝つ為に不可欠な力、「克己心」に関しての記述があります。
参考→賭博黙示録ZERO 麻雀編①
ミュー先生「あなた関西弁になってたではないですか」
今はプロでもなんでもないんで「ラッキー」くらいは思いますよ。
しかし、チートイは今回みたいにバラバラな手でも、ハネマン・バイマンへの特別ルート…!!と言われてるくらい破壊力があります。
しかししかし、こういうので味をしめてチートイを意識しだすと、なかなか手が進みません。
特にイーシャンテンでのテンパらなさは異常。
そして、なんとかテンパっても単騎と不利。
面子手が見えてるなら面子手を追った方が良い事が多そうです。
例えば今日の半チャンの事なんですが。

これ。
9mをツモってチートイの1シャンテンになりました。
得意の染め手を見て、打4sといきたいところ。
んーでもトップ目なんですよね。
そして染めるにも9mは二枚切れ。
チートイって国士無双と同じで、一度出発するとほとんど戻ってこれない。
逆にここで対子落とししても、自然とまた重なって再度チートイになる事はある。
せっかく横に広がりそうなこの手をチートイ一本に固定するのは疑問手だと思う。
そんな訳で9mツモ切りとしました。

首尾よくピンフになりました。
対面が飛んでトップ。
上家も親マンのダブロンであり、このピンフを上がらなければトップにはなれなかった…という。
つまりあの「9m切り」の判断が決定打となった半チャンなのでした。
そんな感じで長くなってしまったので、これで終わりにしたいと思います。
少なくとも週末に一回は、こうやって自分の対局を振り返っていきたいと思ってますので、麻雀ファンの方は楽しみにしていて下さい!
来週には特上卓で打てるといいな。。
それでは明日スノボいくので…
少しだけ天鳳やって寝ますw
おやすみなさい!
ミュー先生「ありがとうございました」
- at 01:06
- [元麻雀プロが天鳳に挑戦]
- TB(0) |
- CO(7)
- [Edit]
すごい成績ですね。
4枚目のホンイツ狙いですが、南3ということもあり軽く上がって2着でオーラス迎えたいところです。1p、1sを捨ててからまた考えると思うのですが、役牌が重なってもマンズがあれよあれよと集まってこない限り私はまず早上がり優先ですね。
すでに2着勝利の点差だと考えているので残り2枚の5s単騎待ちは曲げないです。
参考までに。