2019.08/16 [Fri]
めちゃくちゃ面白い、チューリップサンマ
日々感じていることがいろいろあって、「雑記」というタイトルで全部まとめて書こうと思ったけど、より読んでもらえるように、今から5つに小分けして書いていこうと思います。
まずは最近ハマっているチューリップサンマのこと。

↓
私は名古屋の2ハンサンマが一番面白いゲームだと思っていたのだが、最近それに勝るとも劣らないサンマを体験した。
それがチューリップだ。
ルールは、とてもシンプル。
ベースは関西サンマで、メンゼンで上がった時にチューリップの特典を得ることができる。
チューリップを説明する前に、「アリス」というルールは聞いたことがあるだろうか。







↑のように王牌があったとして、メンゼンでのアガリ時にドラ表示牌の隣をめくっていって…







たとえば
がめくれたら、
を持っていたらチップ対象となり、さらに隣をめくれる。







こうやって現物が続く限りめくっていくことができる。これがアリスだ。
ただ、ハッキリ言ってそんなに現物が続くことはない。オマケ程度の扱いだ。
このアリスの拡大版がチューリップである。
例えばこんな手で上がったとして…












ツモ
ドラ
ドラ表示牌のとなりをめくったら…







がめくれたとする。
すると手牌の



の5枚がチップ対象となる。
(通常の一発・裏のチップに加算する。)
ようは、前後賞もアリスの対象にしましょう、というのがチューリップだ。







次に
がめくれた。
対象は

なので、

の3枚が追加。







がめくれた。

…だけではない。
も対象だ。
また3枚追加。
合計11枚。
ここらへんで、周りはぐったりしてくるw
これを途切れるまで、もしくは山がなくなるまで続ける。
(全部めくれたら完走、として倍にするのも面白そう。)
チューリップにおいて、最強の継続率を誇るのは














こんな形のいたって普通のピンフ形。
これならピンズとソウズ全部、あと

がカバーできる。
(継続率・77.78%)














こんなチートイツも同様だw
ただのインフレルールじゃん。
そう思ったあなた。今からこのチューリップの何が楽しいのかを説明する。
① 誰もがメンゼン派になるw
関西サンマというと、速度勝負の面が強く、ポンテンは取れ…と私も教わった。
しかしチューリップではポンテンは取るな、である。
というか、ほとんどケースでメンゼン寄りになるのだ。
名古屋サンマ以上にゆったりと打て、メンゼンテンパイが打点に関わらず、めちゃくちゃ価値が高くなる。
② リーチ判断が難しい
チューリップの条件はリーチではなく「メンゼン」だ。
1段目のリャンメンなんかはリーチでいいと思うが、1段目愚形役アリや2段目以降好形役アリのリーチ判断は非常に難しい。
とにかく上がり率を最大に取りたいので、手替わりによる打点上昇やスライドによる放銃回避などを含めてダマにするケースが非常に多いのがポイントになる。
③ 押し引きが深い
リーチに対しての話。
基本は押しだ。
だってツモられても放銃しても、チューリップ分のチップは同様に払わないといけないのだ。
難しいのは微妙な手牌のときだが、それはもう1人が押しているかどうかがとても重要になる。
押していれば半分とはいかないまでも、そこそこ横移動が期待できる。オリるべきだ。
極端な話、自分の手が上がれないときに、2人が「全ての牌をツモ切りましょう」という契約を結ぶことができたら、結んだ方が期待収支がマシになるくらいだ。
だからもう1人をめっちゃ見るw
同じ安全牌のツモ切りでも雰囲気や間で押しているかどうかを確認する。
さて①~③をまとめると、メンゼンベースで進んで、テンパってもリーチを打つか難しく、逆にリーチを受けても押し引きが難しい。
つまり、考えることが非常に多く、とても奥が深い。
そしてたどり着いた桃源郷であるチューリップをめくるときの愉悦。
偶然性を排除した競技…とまでは言えないがw私はここ数年で打った変則麻雀の中では、ダントツで面白かったと言い切れる。
補足
なお、チップは2000点~5000点相当、5は赤が3枚・金が1枚(チップ対象)・花牌あり(チューリップでめくれたら3枚)・アリアリルール・35000点もち40000点返し、3着に-20000点のウマ。
私が打ったのはこのルール。
ぜひこの面白さを体感していただきたい。

にほんブログ村
まずは最近ハマっているチューリップサンマのこと。

↓
私は名古屋の2ハンサンマが一番面白いゲームだと思っていたのだが、最近それに勝るとも劣らないサンマを体験した。
それがチューリップだ。
ルールは、とてもシンプル。
ベースは関西サンマで、メンゼンで上がった時にチューリップの特典を得ることができる。
チューリップを説明する前に、「アリス」というルールは聞いたことがあるだろうか。







↑のように王牌があったとして、メンゼンでのアガリ時にドラ表示牌の隣をめくっていって…







たとえば









こうやって現物が続く限りめくっていくことができる。これがアリスだ。
ただ、ハッキリ言ってそんなに現物が続くことはない。オマケ程度の扱いだ。
このアリスの拡大版がチューリップである。
例えばこんな手で上がったとして…















ドラ表示牌のとなりをめくったら…








すると手牌の





(通常の一発・裏のチップに加算する。)
ようは、前後賞もアリスの対象にしましょう、というのがチューリップだ。







次に

対象は

















また3枚追加。
合計11枚。
ここらへんで、周りはぐったりしてくるw
これを途切れるまで、もしくは山がなくなるまで続ける。
(全部めくれたら完走、として倍にするのも面白そう。)
チューリップにおいて、最強の継続率を誇るのは














こんな形のいたって普通のピンフ形。
これならピンズとソウズ全部、あと



(継続率・77.78%)














こんなチートイツも同様だw
ただのインフレルールじゃん。
そう思ったあなた。今からこのチューリップの何が楽しいのかを説明する。
① 誰もがメンゼン派になるw
関西サンマというと、速度勝負の面が強く、ポンテンは取れ…と私も教わった。
しかしチューリップではポンテンは取るな、である。
というか、ほとんどケースでメンゼン寄りになるのだ。
名古屋サンマ以上にゆったりと打て、メンゼンテンパイが打点に関わらず、めちゃくちゃ価値が高くなる。
② リーチ判断が難しい
チューリップの条件はリーチではなく「メンゼン」だ。
1段目のリャンメンなんかはリーチでいいと思うが、1段目愚形役アリや2段目以降好形役アリのリーチ判断は非常に難しい。
とにかく上がり率を最大に取りたいので、手替わりによる打点上昇やスライドによる放銃回避などを含めてダマにするケースが非常に多いのがポイントになる。
③ 押し引きが深い
リーチに対しての話。
基本は押しだ。
だってツモられても放銃しても、チューリップ分のチップは同様に払わないといけないのだ。
難しいのは微妙な手牌のときだが、それはもう1人が押しているかどうかがとても重要になる。
押していれば半分とはいかないまでも、そこそこ横移動が期待できる。オリるべきだ。
極端な話、自分の手が上がれないときに、2人が「全ての牌をツモ切りましょう」という契約を結ぶことができたら、結んだ方が期待収支がマシになるくらいだ。
だからもう1人をめっちゃ見るw
同じ安全牌のツモ切りでも雰囲気や間で押しているかどうかを確認する。
さて①~③をまとめると、メンゼンベースで進んで、テンパってもリーチを打つか難しく、逆にリーチを受けても押し引きが難しい。
つまり、考えることが非常に多く、とても奥が深い。
そしてたどり着いた桃源郷であるチューリップをめくるときの愉悦。
偶然性を排除した競技…とまでは言えないがw私はここ数年で打った変則麻雀の中では、ダントツで面白かったと言い切れる。
補足
なお、チップは2000点~5000点相当、5は赤が3枚・金が1枚(チップ対象)・花牌あり(チューリップでめくれたら3枚)・アリアリルール・35000点もち40000点返し、3着に-20000点のウマ。
私が打ったのはこのルール。
ぜひこの面白さを体感していただきたい。

にほんブログ村
- at 00:07
- [元麻雀プロが天鳳に挑戦]
- TB(0) |
- CO(2)
- [Edit]
当たれば倍、ハズレたらゼロみたいなやつで。今思うと麻雀関係なくて廃人養成なんですけどねw