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元麻雀プロが、パチ&スロで生計を立て、投資で富裕層を目指すブログ…

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恩師との再会

~♪
Boy Meets Girl
それぞれの あふれる想いにきらめきと


楽曲というのは、何年経っても当時の記憶が鮮明に蘇ってくるものだ。

私がBOY MEETS GIRLを聴くと、高校2年、夏の合同合宿へとタイムスリップする。
合同合宿とは、運動部が集い、校舎に泊まり、午前中はランニングや筋トレ、午後からは各部に分かれて練習する活動のこと。

端的に言うと、地獄だった。
特に私の所属していたバレー部は厳しかった。

日体大出身であるK監督の指導がとても激しく、体力を根こそぎ奪うような練習が毎日続き、今で言う「体罰」に近いこともあった。
夏休みなどの長期休暇は、むしろ練習の時間が長くなるだけなのでいらないと思っていた。

そう聞くと、辛いだけの思い出に聞こえるかも知れない。
しかし、私は当時から今まで、K監督に対しての感謝の気持ちを忘れたことはない。

私は落ちこぼれだった。
小学校・中学校とキャプテンを務めたのだが、高校では補欠にすら入れず、モチベーションもかなり低下していた。
また、学業もついていけずに、初めての挫折を味わったのだ。

しかし監督は、そんな落ちこぼれの私を含む、部員全員をしっかりと見ていてくれていた。
誰かが緩慢なミスをすると、全体の練習を止めてまで、ミスした人へのワンマントレーニングが始まる。

我々は「ハメる」と呼んでいたが、監督が次々と投げるボールを拾いにいかないといけないのだ。



強打(A)もあった。
強打は楽だ。動かなくていいから。

しんどいのは、物理的に人間はどうやってもとれないやろwというようなボールだ(B)
一応落下した場所まで走って、飛び込まなくてはいけない。

10分前後だろうか、とにかくその人の体力が尽きるまでボールは投げ続けれられる。

練習の割合からいって、レギュラーの人たちの方が「ハメられ」ることが多かったが、私のような下っ端もしっかり「ハメられ」た。
アホみたいにシンドイし、それを部員全員が見ていて恥ずかしい。そして自分のために時間を割いて申し訳ない…と、ボールを追いながらも、いろんな感情が交錯する。

そんな様々な感情の1つに、監督は見ていてくれているんだ…という喜びや安心感もあったのも確かなのだ。


こんなことがあった。
夏の合同合宿の午前中のメニューに、サーキットトレーニングというのがあった。



運動場をいっぱい使い、カラーコーンで作ったコースを走って回るというもの。

A地点では腕立て10回・腹筋10回
B地点ではスクワットと背筋
C地点ではウサギ跳びで通過


というように、各地点でのミッションをこなしていくのがサーキットトレーニングだ。

何せ全部運動部が集まっているので、各場所では渋滞が発生する。
私はB地点からC地点のカラーコーン部分で、渋滞を避けるように内側を回った。

これを監督が見ていた。


午後イチの練習でしっかりハメられたw
「覚えてないか?お前はサーキットサボったろ!」
って。

サボったつもりではなかったので、かなり理不尽に思ったけど、たしかに規則違反ではある。
無意識のうちに楽をしたいという気持ちもあったのかもしれない。

足がつって動けなくなるまで私はボールを追わせられた。

とにかく監督は見てくれていたのである。


その後…バレーと学業から逃げるように麻雀にハマり、高校3年生の夏にいよいよ中退しようか、というときだった。

K監督が家まできたのだ。

緊張なんてものではない。
言われるがままについていく。

近くの公園のベンチに腰掛け、サシで話し合った。

ダウンロード (4)


ここで何か美談があればいいのだが、正直何を話したのかを全く覚えていない。

将来的に何がやりたいとか全く無く、ただただ厳しいことから逃げているような自分。
精神的にあまりに未熟であり、先生の目を見て話せていなかったと思う。

おそらく…
「本当にそれでいいのか」
というようなことを仰っていたのだと思う。

その後、私は麻雀の世界に身を投じ、紆余曲折があって今に至る。



先週のこと。
あの公園で話して以来、25年ぶりに監督と話す機会があった。
バレー部のOBが100人以上集まっての同窓会パーティが行われたのである。


ごった返す人の中、私は監督を見つけるや否や、再開の挨拶もそこそこに、これまでのありったっけの想いをぶつけるように話しまくった。



高校で初めての挫折感を味わったこと。

そして、バレー部でも、劣等感を感じながら、それでも監督が自分を見てくれたことにずっと感謝の気持ちを持っていたこと。

これまで、大なり小なり、多くの苦難が身に降り掛かってきたけど、大抵の物事は
「あの時のバレー部での経験に比べたら大したことないな…」
と思え、乗り越えることができたこと。



――とにかく、それまでの失った時を取り戻すように喋りまくった。

不思議な感覚だった。
当時、まるで話せなかった監督に対し、当時と同じ緊張感を覚えながらも自分の思いをまっすぐ伝えることができている。


最後に監督が言った。

「先生は麻雀のことはよくわからないが、お前が今よく頑張っていることだけはしっかり伝わってくる。
こうやってたまに過去を振り返るのも素晴らしい。だが大切なのは未来だ。今日の出会いをエネルギーにして、これから後悔ないように生きていってほしい」


人目を憚らず涙を流した私に、監督は両手で握手を求めてきた。
当時は触れることすらなかった監督の手は、とても大きくて、そして温かかった。

私はずっと、監督から認められたかったのだ。
高校を飛び出してから、ずっと止まりっぱなしだった私の中の時計が、ようやく動き出したような気がした。



~♪
安らぎが欲しかった
誇れる場所が欲しかった
だけど大切なのは
あなたとあの日出会えたことね



私の中から劣等感が無くなっていることを確認した。
これからも胸を張ってこの業界で頑張っていこうと思う。



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Comment

 

厳しくても愛情あるいい先生ですね。まだ若いというか幼い時にはその事が分からなかったりするんだよなあ。

実際は凄くいい事を言ってもらえているのに、その時には気付かない。だいぶ時が経ってから、その言ってくださった事の価値に気付くというか。そして大体の場合、気付く時にはもうその人間関係はなくなってるんですよね・・・

しかしどういう人と出会うか付き合うかも運不運あるよなあ。特に若い時は良し悪し分からないし
  • posted by 新見 
  • URL 
  • 2019.08/12 20:31分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

読んでたら僕も泣いてしまいました。
僕はもう麻雀やってないですがzeroさんは今でも僕の師匠です!
  • posted by 名無し 
  • URL 
  • 2019.08/12 21:40分 
  • [Edit]
  • [Res]

ZERO@MAXBET 

>新見さん

感謝を伝える機会があって本当に良かったです。

この経験を活かすために、今度は私が誰かのためになることを言う順番だと思っています。


>名無しさん
>泣いてしまいました

ありがとうございます。
これからも、面白いことやためになることを伝えていこうと思っています。
  • posted by ZERO 
  • URL 
  • 2019.08/12 22:38分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

すごいいい話ですね!
最近のzeroさんのtwitterもblogもすごい面白いし最高です!
再会が再開じゃなければ後は言うことなし....!w
  • posted by じゅにあ 
  • URL 
  • 2019.08/13 19:17分 
  • [Edit]
  • [Res]

ZERO 

>じゅにあさん

ありがとうございます!
タイトルも直しました!台無し(>_<)
  • posted by ZERO 
  • URL 
  • 2019.08/14 11:55分 
  • [Edit]
  • [Res]

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