2019.06/26 [Wed]
最強戦2019 裏話
皆様、キンマwebの自戦記は読んでくれましたでしょうか?
麻雀最強戦2019
男子プレミアトーナメント「空中決戦」
【特別観戦記】“極上の残酷をありがとう”
https://kinmaweb.jp/archives/67295
東京から終電で名古屋に帰り、熱を逃さないように、そのまま朝までかけてこの自戦記を書きました。
観戦記と違い自戦記はいいですね。
打ち手がどういう思いでその場につき、何を思ってその打牌を選択したのか、自分が一番よくわかっているので、スラスラ書けるし、読む人も納得できると思います。
A卓で同卓した齋藤プロも自戦記を上げています。
麻雀最強戦2019アース製薬杯男子プレミアトーナメント 空中決戦 自戦記 (齋藤豪/gousi)note(ノート)
https://note.mu/gousi_504/n/ne94c0b0f8e2c
負けをどう受け止め、未来に活かすか…その思いがとても伝わってきます。
麻雀プロって、普及活動や営業、宣伝も大事ですけど、やはり「自分が麻雀とどのように向き合っているか」が一番の大本だと思うんですよ。
別に自戦記じゃなくてもいいんですけど、それをファンに伝えることが大切なんじゃないかなーと。
例えば朝倉プロはどんな対局でも、迷った局などの思考をピンポイントでツイートしてますよね。
と、言うわけで、自戦記に書ききれなかった最強戦裏話をいくつか… ↓
蛯原プロ
控室は蛯原プロと同室だった。
一回戦の同卓者同士が同室にならないように配慮されている。
蛯原プロは あいあおい というアカウントで天鳳をプレイしていた経緯があり、十段経験者でもある。
見覚えがあるな…と思い、同卓時の成績を調べてみた。

見なかったことにした。
次に偵察のために蛯原プロのTwitterアカウントを開いてみた。
風船が飛んでいた。(誕生日ということ)
その風船を全部割って、そっと閉じた。
そして対局前の集中の邪魔にならない程度にお話をした。
B卓のオーラスで見せた、満ツモ条件での














からの

これはモニターでみていて微妙だなーと感じた。


でも逆に言えば渋川プロは前に出てくるし、そう考えると自分のツモも合わせて1/2くらいで

ん…?
それに





例















ここまで考えると、条件を満たし、確実に手を進めるこのポンは必然のようにも思えてくる。
それにしても瞬間よく反応できたものだ。素晴らしい。
A卓登場シーン

プロレスとかでこういうのが出てくると、ミルコとかにボコられるやつw
東2局

ここから一打目打

役が欲しかったのでこうしたが、うまぶりか。
牌効率的にはヘッド候補を2種類持ってすすめるべきで、素直に

実際にこの一打がキズになり、


オーラス

アガリトップのここからどちらに受けるか。
まず、そもそも石川プロの動きが想定外だった。
上家の石川プロは、大人しく伏せていれば通過の状況だ。
そう考えると石川プロの手は高いか、相当整っているか、あるいはその両方か——
あそこに5800なり12000なりを打つと紛れるな…
そう思って

安全かつ、誰がつかんでも打ち出されるであろう

齋藤プロの



秒で裏目ったがwこの判断は間違っていないと思う。
インタビュー
滑ったww
とりあえずという感じで絡んでみたが、アシスタントの鈴木ふみ奈さんとはこれまでに一言も会話しておらず、キョトンとしていた彼女の表情がいまだに忘れられない。
完全な裏目だが、これも後悔していない。トライ&エラーの精神だ。
B卓
B卓がはじまる直前に、宝塚記念を梶本さんと観戦した。
馬券はしっかり買っていた。
危険有力馬にあげ、切った馬が圧倒的な強さをみせて勝っていた。
かじやんも静かに出ていったw
その後は自戦記に書いたように横になって目を閉じていた。
決勝

ヒョードルとかにボコられる~(>_<)
Zも0も結構練習しただけあって、キレイにできたw
小山さんのあの声で名前をコールしてもらえるのって、本当に嬉しいよね。
ふみ奈さんが開局の鐘を鳴らしたあとは、誰も一言も喋らず、まさに静寂。
ただ、無数のカメラのシャッター音が響くだけ。
インタビュー動画にメイクさん、音、光、カメラワーク。
半荘の価値を極限まで高めるために…という表現は本当にその通りで、仕事だからといえばそれまでだけど、裏方さんへの感謝と、打ち手としてこの場に入れる幸せを感じた。
それだけに最後は、これで終わっちゃうんだな…という寂しい気持ちが込み上げてきた。
私はプロでもMリーガーでも天鳳位でもない。
8人のメンバーの中でも異色を放っている、ただのヤカラであるw
ここで負けたら次に呼ばれるかどうかは、限りなく怪しい。
だからこそ、もう少し長い時間あの場に留まりたかった。
勝ちたいのはみんな同じで、それは個人の願望にすぎない。
しかしいつの間にか応援してくれる人も増え、最後のインタビューでは込み上げる思いを抑えきれなかった。
どうせなら泣き切ってしまえばいいのに、これはヤバいとブレーキがかかって笑いに変えてしまった。
またあの場所で麻雀が打てるよう、1から出直して頑張ろうと思った。
まずは天鳳位…そして多くの麻雀関係の仕事に携わり、自分をアピールしていくこと…よね。
対局の前後に、たくさんのリプやDMが届きました。
応援してくださってありがとうございました!

にほんブログ村
これからも応援してます!このメンバーで長期戦なんかやったら、麻雀好きにはたまらんですね☺️