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元麻雀プロが、パチ&スロで生計を立て、投資で富裕層を目指すブログ…

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たろう本【麻雀】

ちょろっと走っただけで、もれなく筋肉痛なうなう。

しかもアツーい!
軽い熱中症みたいになってもた。

しかし夏に頑張れば、秋→冬に必ず報われる。
そう高橋尚子が言ってたw

こうやって知らない業界の事はその専門家の名言や言葉にすがるのがセオリー。


麻雀業界も例外ではない。

という事で
「雀王3連覇」など、多くの大会で優勝経験を持つ鈴木たろう氏のこの一冊を読んでみた。
(うまい事つなげた感)



その感想をば↓


まず、挙げられてる牌姿や牌譜のほとんど(全てかも)が雀王決定戦のもの。

この「局地的闘い」におけるセオリーや考え方に特化して書かれている。
さらに言うと、全てポイント的にリードしてる場面ばっかりで、その余裕点棒をどう活かすか。。
というような事が書かれてる。

「局地的」な上、「偏った状況」だけにおける有効な戦い方、というわけだ。


これでは一般的なフィールドで戦う人にとっては、全く役に立たないのでは?

と感じる人も多いかもしれないけど、
やはりその思考プロセスを学ぶ事は、重要だと思う。

麻雀は100の場所があったら100のルールがある。
今後もずっと同じ場所で打つわけがなく、
その度に戦略のベースを考えないといけない。

そういった時に
「親リーにシャンテンはオリ」
「好形だったら安手でも10本切るまでは押し」

なんて覚え方をしてる人は、何も自分で考える事ができないだろう。

とかく、今の人は「答え」を知りたがる。

これは木原プロのお話だけど、木原プロのブロマガ退会理由に
「木原プロのブログは抽象的過ぎて参考にならない」
っていうのがそこそこあったらしい。

たしかに木原プロは参考になる数字を出してこういう時はこうしろとか書いてない。
むしろちょくちょくデータ厨を否定してるw

こういう時はこういう理由からこういった狙いをしてみてはどうでしょう?
など、考え方の指針、まさに思考プロセスを紹介されてる事が多い。

やはり今の人はネマタ本のように、
このパターンはこう切れ!
と「答え」が書いてあった方が満足するんだろう。

ネマタ本は素晴らしい。
しかし一番大事なのはネマタ本で得た知識を、いかに自分のフィールドにアジャストさせていくか…ではなかろうか?

そのアジャストの仕方は本には書いてない。
ルールが無数に存在するためだ。

そのためにはたくさん打ちながら自分で考える事が必要。
また、他の人の考え方に触れる事で引き出しを増やす事も大事になってくる。


自分がたろう本で一番衝撃を受けたのが次の牌姿。

2016y06m09d_185000962.jpg

これが東3局 東家のもので、
4巡目に上家から2mが打たれた。

チーするか。



こんなん鉄チーでしょ~!
ポンしてお手軽マンガン♪

ってのが普通の感覚だろう。


しかし、たろうプロはこれをスルー。

親でカン2mチーを入れたら、
もしかしたら出るかも知れなかったも出なくなってしまい、あと1枚のすらも止められてしまうかもしれない。

逆にマンズは焦って鳴かなくても1~5・8mのツモでターツができる。

たろうプロ曰く、
「この手のネックはマンズじゃなくて字牌」

自分は
「字牌は大体鳴けるもの」
という程度の軽い認識wだったので新鮮だった。

この選択があってるかはわからないが、
雀王決定戦というフィールドで何度も戦い、考え、そして勝ってきたたろうプロの感覚なのだ。


で、大事なのがここから。

「どうせ俺は雀王決定戦に出る事はありえないから、そんな感覚学んでもしゃーないじゃん」

で思考が止まる人はいわゆるてっとり早く「答え」を求める人。
「答え」なんてどこにも書いてない。
人の意見は参考までに、自分で考えて自分なりの「答え」を掴みとるものなのだ。

そして、こうやって自分の仕掛けが相手にどう映るかを考える事は、決して無駄じゃない。


例えば天鳳でも、似たような場面はあるだろう。

ダントツラス目で迎えた最後の親。
上家はトップ目。

そんなとき上記の牌姿になったら「スルー」という選択肢も出てくるかもしれない。

こんなん鳴かなかった事あるかな…
上家がペン3m落としだったら…と考えるとなかなか我慢できないよね。

これ、ピンズがカンチャンだからあれだけど
もしリャンメンだったら

・面前でテンパイする確率アップ↑
・ホンイツ移行時に捨て牌が目立つ↓

という事で益々スルー寄りになるだろう。


とにかく
こうやって人の思考を覗き見る事は
例え偏った場所の、偏った状況だけだとしても、とても勉強になるのである。

そういう意味では普遍的なセオリーをわかりやすく列挙してあった魚谷本と比べて、
たろう本は応用を必要とするかなり上級者向けの本である…と付け加えておこう。



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Comment

NoTitle 

牌姿は相手のレベルとルールが肝でしょうね。

私も相手が固いなら鳴きませんね、間4mと58mは鳴いて2→4pの順で切って打診してみましょう。という感じでしょうか。

天鳳だと鳴いた方がいいと思いますが。
  • posted by 白ドン 
  • URL 
  • 2016.06/09 22:35分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

今日の話を冒頭からまとめると、例えば小島武夫とか、なんとかとか、なんとかとか、連盟の本を読んで考えろってことでいいでしょうか?
  • posted by うー 
  • URL 
  • 2016.06/09 23:28分 
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ZERO@MAXBET 

>白ドンさん

不特定多数相手の平場なら鳴くべきでしょうね。
タンヤオにみえ、かつ捌いてるようにみえるカンチャンの4mはチーだと思います、58mはリャンメンだからなぁ…



>うーさん

連盟の本も、きっと「こういう考え方もある」と参考になる部分はどこかにあると思いますよ
すすんで読みませんけどw
  • posted by ZERO 
  • URL 
  • 2016.06/10 02:39分 
  • [Edit]
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NoTitle 

>とかく、今の人は「答え」を知りたがる。

 数年前に『検索バカ』という新書を読みました。ネットが発達してワード検索できるようになって、「答え」がすぐ手に入るようになった反面、1冊の本を通して読んで有機的に知識を得るようなことが減ってしまったというような主張を含む本です。

 そんな本があったなあと思い出しました。その分析の正否はさておき。

 遠回りのようであっても、思考のプロセスを知るのはたいせつだなと思います。

>やはり今の人はネマタ本のように、
>このパターンはこう切れ!
>と「答え」が書いてあった方が満足するんだろう。

 ネマタ本のコラムや、発売当時の福地誠blogには、「答え」対「プロセス」の葛藤が描かれていたなあと思います。ネマタさんは抽象的なことをできるだけ入れたかったけど、福地さんがそれをどんどんバッサリ切っていったというような話がありました。そのあたり、「答え」が売り物として重要という福地さんの編集者としての感覚なのかなあと思ったりもします。

 ZEROさんの評価とは相反するかもしれませんが、ネマタ本は(多様なルールへの対応という話ではないが)「プロセス」も結構書いてあると自分は思っていて、そういうところが結構好きなんですが、ネマタ本中の「使えない記事ランキング」みたいなので福地さんがそういう抽象的なのをあげまくっていたのが印象的です。

>自分がたろう本で一番衝撃を受けたのが次の牌姿。
 これはすごい! 「出なくなる」が強く効いてくる場面って、あるはずですよね。
  • posted by 家庭的の人 
  • URL 
  • 2016.06/10 12:28分 
  • [Edit]
  • [Res]

ZERO@MAXBET 

>家庭さん

福地さんはずいぶん前から大衆が「答え」を求めてるのがわかってたんでしょうね。
そういう意味では成岡本は冒険だったと思います。

ネマタさん自身がプロセスと答え、両方大切にしてる人という事はtweetからわかります。

でも周りは
「この形はネマタ本にこう切れって書いてあった…」
と「答え」の部分だけがクローズアップされてるようにも感じますね。

>「出なくなる」が強く効いてくる場面

逆にそれを利用したブラフも考えていきたいところですね!
  • posted by ZERO 
  • URL 
  • 2016.06/10 15:17分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

鉄チーですね、鉄チー。
北とか止めさせておけばいいと思いますね。
萬子の変化が縦なら結果一緒かと、4萬位が先着じゃないといずれにしても厳しい。
  • posted by 緑茶 
  • URL 
  • 2016.06/11 19:28分 
  • [Edit]
  • [Res]

ZERO@MAXBET 

>緑茶さん

それが一般的な感覚だとは思いますけども

>萬子の変化が縦なら結果一緒

123を見せてるのと面前では意味合いが違うという事だと思います。

特にこの牌譜は赤ナシの競技麻雀という事もあって、このような勝負手のネックをいかに処理できるか…に重点を置いたのでしょう。
  • posted by ZERO 
  • URL 
  • 2016.06/11 22:02分 
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麻雀⇒天鳳十段復帰しました!(2017/1/7)
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