2017.05/14 [Sun]
セルインメイ【麻雀】
ダメだ…
勝てねぇ…!
とうわけで

三度目の十段坂も終わりを告げようとしている。
そんな風前の灯で迎えたこの半荘をお届けしよう。
イキのいい高段相手とあって、観戦してた人も多かった模様。
↓
東発南家スタート。

重い手。
どう打っても早くならないのだから、安全度に注意しつつ「高い手」を狙っていこう。
ジュンチャンとトイトイが候補に上がるけど、鳴き易さとその鳴いた時の打点で後者がいい。
チートイも兼ねられる。
という事で、發・中を重ねる事を前提にタテに走る。
ここで忘れちゃいけないのが三色同刻。
1pが重なるだけでグッと現実的になるのでしっかり残す。
出現率がレアなだけに、逆に言えば警戒もされない。

直後に打たれた1s1mをスルー。
7m7sからならダッシュしてもいいけど、安全度も兼ねてまだチートイを見切らない。
7mをアンコらせて、ここでトイトイ本線。
發を重ねた後にポンポンして理想のテンパイ。
しかし…

この3sをどうするか。
この打点なら見合うけど、打点もあがれてこそ…だ。
終盤なのでそのアガリの可能性も低下してる。
というわけで普通に打1s。
この次に345sあたりを持ってきても安全にテンパイをとれるのが大きい。
次局。

何切るか。
普通ならまっすぐ打南、早目の打白(ドラ)もいいだろう。
しかし場をよく見ると二段目というのに、どこにも南以外の安牌がない。
しかも親の9p対子落としをみると速度も負けてるかもしれない。
という事で、ここはロスを最小限にしつつ

3pを切る。

攻撃がきたのは下家だったけど、このリャンシャンテンで何かを勝負しないといけないのと、1巡南でうけながせるのとでは大きく違うだろう。
何度も言ってるけど、安牌は一枚でいい。
だけどその一枚を意識する事が大きい。
次局親番。

ドラ3だからアガリ率を最大にとりたい。
仕掛けられる手役を考える。
發とタンヤオを見て打9s。

ここでは捻って打9mとせず、自然に打發。
面前リーチも十分見込める。

カンペキに仕上がった!
…と思ったらハネマン放銃。
世知辛い。
ダンラスのまま迎えた東ラス一本場。

リーチ判断。

点棒状況的に少し勿体ないけどリーチでいいでしょう。
もう少し早かったら打9mのトラズ。
ドラ1でも同じくトラズ。
嬉しい手変わりは意外と少ないけど、ピンフ・イッツー・ドラ…と打点面で結構変わってくる。
これをアガって南入。

今度は受け判断。
(678が一手で狙えるけど、巡目的にも手変わりを待ってられない)
これは自分、決めてました。
観てた人はわかると思うけど、ノータイムだったでしょ?
ドラを切ってテンパイを匂わせてる親(上家)の




という切り順に注目。
最序盤、手出し字牌の前の数牌にヒントあり。
マタギは通りやすく(仕掛けならなおさら)
筋を持ってる事が多い。
1m→4mを持ってる(可能性が高い)
9p→6pを持ってる(以下略)
8m→5mを持ってる
4mと5mを持ってるなら4mと5mは通りそう。
逆に36mは危険度アップ。
そして6pも持たれてるとなると…

こっち一択。

概ね当たってた。
そのままの並びで迎えたオーラス。

ライバルの上家は2つ仕掛けており、自分の手は愚形まみれでテンパイも怪しい。
絶望的な状況だ。
しかしまだ生き残る道はある。
例えば上家が下家に3900以上を放銃する。
例えば親が安手をアガって一本場。
例えば流局。
どれもか細いルートだけど、集まればそれなりだ。
しかも自分の手を見る限り、このルートに期待するよりない。
そこで現状できる最善の選択は、安易に放銃しない事。
これに尽きる。
諦める事が最善…という事もある。
というわけで通ったばかりの8p⇒9pを外していく。
すると

カンチャンペンチャンを引いて簡単にテンパった。
こっちが入るのは準備してなかったw
・リーチしても1人テンパイで変わる→上家はオリれない。
・安全なところを切ってったおかげで自分の現物で上家のアガリになる事はなさそう。
・対面と下家の打牌を抑制する事はプラス
という事を確認してリーチしたけど流局してしまった。
リーチする事で対面がオリてゲームが終わってしまうのはマイナスかもしれないけど、自由に打たれる事は上家や対面自身にもプラスになりかねないのでトータルではリーチでよかったと思う。
というわけで、またラスってしまった。
結果だけはどうにもならないので、引き続き過程を磨いて、最善を尽くしていこうと思う。

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勝てねぇ…!
とうわけで

三度目の十段坂も終わりを告げようとしている。
そんな風前の灯で迎えたこの半荘をお届けしよう。
鳳南喰赤 | http://tenhou.net/0/?log=2017051414gm-00a9-0000-775366a7&tw=1
B:zeRo C:うけながすぜ D:安斎 A:蛙の王
イキのいい高段相手とあって、観戦してた人も多かった模様。
↓
東発南家スタート。

重い手。
どう打っても早くならないのだから、安全度に注意しつつ「高い手」を狙っていこう。
ジュンチャンとトイトイが候補に上がるけど、鳴き易さとその鳴いた時の打点で後者がいい。
チートイも兼ねられる。
という事で、發・中を重ねる事を前提にタテに走る。
ここで忘れちゃいけないのが三色同刻。
1pが重なるだけでグッと現実的になるのでしっかり残す。
出現率がレアなだけに、逆に言えば警戒もされない。

直後に打たれた1s1mをスルー。
7m7sからならダッシュしてもいいけど、安全度も兼ねてまだチートイを見切らない。
7mをアンコらせて、ここでトイトイ本線。
發を重ねた後にポンポンして理想のテンパイ。
しかし…

この3sをどうするか。
この打点なら見合うけど、打点もあがれてこそ…だ。
終盤なのでそのアガリの可能性も低下してる。
というわけで普通に打1s。
この次に345sあたりを持ってきても安全にテンパイをとれるのが大きい。
次局。

何切るか。
普通ならまっすぐ打南、早目の打白(ドラ)もいいだろう。
しかし場をよく見ると二段目というのに、どこにも南以外の安牌がない。
しかも親の9p対子落としをみると速度も負けてるかもしれない。
という事で、ここはロスを最小限にしつつ

3pを切る。

攻撃がきたのは下家だったけど、このリャンシャンテンで何かを勝負しないといけないのと、1巡南でうけながせるのとでは大きく違うだろう。
何度も言ってるけど、安牌は一枚でいい。
だけどその一枚を意識する事が大きい。
次局親番。

ドラ3だからアガリ率を最大にとりたい。
仕掛けられる手役を考える。
發とタンヤオを見て打9s。

ここでは捻って打9mとせず、自然に打發。
面前リーチも十分見込める。

カンペキに仕上がった!
…と思ったらハネマン放銃。
世知辛い。
ダンラスのまま迎えた東ラス一本場。

リーチ判断。

点棒状況的に少し勿体ないけどリーチでいいでしょう。
もう少し早かったら打9mのトラズ。
ドラ1でも同じくトラズ。
嬉しい手変わりは意外と少ないけど、ピンフ・イッツー・ドラ…と打点面で結構変わってくる。
これをアガって南入。

今度は受け判断。
(678が一手で狙えるけど、巡目的にも手変わりを待ってられない)
これは自分、決めてました。
観てた人はわかると思うけど、ノータイムだったでしょ?
ドラを切ってテンパイを匂わせてる親(上家)の




という切り順に注目。
最序盤、手出し字牌の前の数牌にヒントあり。
マタギは通りやすく(仕掛けならなおさら)
筋を持ってる事が多い。
1m→4mを持ってる(可能性が高い)
9p→6pを持ってる(以下略)
8m→5mを持ってる
4mと5mを持ってるなら4mと5mは通りそう。
逆に36mは危険度アップ。
そして6pも持たれてるとなると…

こっち一択。

概ね当たってた。
そのままの並びで迎えたオーラス。

ライバルの上家は2つ仕掛けており、自分の手は愚形まみれでテンパイも怪しい。
絶望的な状況だ。
しかしまだ生き残る道はある。
例えば上家が下家に3900以上を放銃する。
例えば親が安手をアガって一本場。
例えば流局。
どれもか細いルートだけど、集まればそれなりだ。
しかも自分の手を見る限り、このルートに期待するよりない。
そこで現状できる最善の選択は、安易に放銃しない事。
これに尽きる。
諦める事が最善…という事もある。
というわけで通ったばかりの8p⇒9pを外していく。
すると

カンチャンペンチャンを引いて簡単にテンパった。
こっちが入るのは準備してなかったw
・リーチしても1人テンパイで変わる→上家はオリれない。
・安全なところを切ってったおかげで自分の現物で上家のアガリになる事はなさそう。
・対面と下家の打牌を抑制する事はプラス
という事を確認してリーチしたけど流局してしまった。
リーチする事で対面がオリてゲームが終わってしまうのはマイナスかもしれないけど、自由に打たれる事は上家や対面自身にもプラスになりかねないのでトータルではリーチでよかったと思う。
というわけで、またラスってしまった。
結果だけはどうにもならないので、引き続き過程を磨いて、最善を尽くしていこうと思う。

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七段の自分との差を感じました笑
いつも観戦させてもらっているので頑張ってください!!