2016.12/03 [Sat]
牌効率シンドロームに罹るな!【麻雀】
さてさて、今から各ジャンルの記事を更新していきます。
まずは麻雀。
こないだ先切りする要素として
と、4つ挙げた。
実戦していくうちにまだまだあるなーと思ったので補足。
⑤フォロー部分が強い
上図のように、フォロー部分が三面張とかだったら「先切り寄り」になる。
場況が安かったりしてもそうだね。
「強い部分はスリムに構えて、弱い部分は厚く持つ」
の法則。
もう一つは実戦より
平和、仕掛け利かない、全員に危険…と複数の要素を満たしている。
さらに
「リーチを打ちたくない」
という状況が大きいのではないか
ドラ3だけにちょっと弱気すぎなんじゃないの…と感じたけど
こうしてみた。
今までこういうのは毎回パンパンに構えただけに抵抗がある。
だが固定概念をぶち壊さない限り進歩はない。
南2以降、リーチを打ちたくない状況は頻発する。
これは天鳳だからこその状況とも言え、だからこそ先切りのメリットと合致する。
今回ドラ3リーチは嬉しいので微妙だけど、ドラ1以下ならどうせリーチ打ちづらいので中盤以降は先切りした方がよいのかなって思う。
親からリーチ。
先切りした事によって、1枚だけ危険牌を持ってきても進退を保留できる。
はやい段階でテンパったら押すし、2枚目の危険牌を持ってきたらさすがにオリるだろう。
先切りした事によって後手番で押し返せることができた…なんてことは多いので、
守備的な選択だけど、同時に攻撃的な一面も持つ。
それでは九段坂で感じた事↓
東ラスの親番。
ポンと書いてあるけど、あなたはこれを鳴くだろうか?
愚形×愚形 ならばテンパイとシャンテンでは越えられない壁があり、鳴くのも悪くない…のかもしれない。
しかし、鳴いた瞬間にこれはよくないな…と感じた。
瞬間的には愚形×愚形だけど、マンズの2~7、ソウズも2~9のツモで良形含みの変化がある。
特に3m5m6m2s7sあたりは高打点(メンタンピン)がハッキリみえる手になる。
まだ4巡目…とあらば、打たれにくいカン5sのテンパイで手を縮める事などせず、悠然と構えた方がよいと思う。
結果的には
リーチをかわす絶妙なアガりとなったけど、「打点意識」が足りてないな…と感じた一局だった。
1500をあがっても何も状況は変わらず、リスクだけ「負い損」となる。
これが打点上昇の見込めない手なら速度にかけるのがベターとなるけど、そうでないのならリスクを負うに値する手牌を用意した上で勝負すべきだと思う。
この局が響いたのかしらないけど、当半荘はまさかのラス。
「打点意識が足りない」
と感じたら、俺は木原さんのブログを読みにいく。
ぐぬ…手がかかりそうだw
愚形×愚形の役無しはシャンテンにあらず、という記事を書いておきながら、自分がシャンテン至上主義シンドロームに罹っていたようだ。
忘れてた何かを思い出し再び予約を押す。
すると東二局にこんな手になった。
何を切る?
普通はマンズを切って、リャンメンリャンメンのシャンテンに構えるだろう。
しかし一段目ならもう少し打点を意識したい。
西を切ってタンヤオに向かうかー?
歳を重ねれば重ねるほど、今までの「当たり前」に逆らう事に億劫になる。
しかし、その「当たり前」を壊さない限り前には進めない。
木原プロなら何を考えるのだろうか?
9s二枚切れに目をやる…
これか…?
これならすんなりのダイレクトテンパイの他、マンズを持ってきてスムーズにホンイツにいける。
しかし、それだけだったらリャンメンリャンメンのドラ1シャンテンの方がよほどマンガンに近いだろう。
だがこの手は…
このようなタテツモでチートイやトイトイも狙う事ができる。
これはできすぎの結果論なのだろうか。
しかし意識して狙わない事には「できすぎの結果」すら拝むことはできない。
結局、当半荘はこのリードを活かしてトップ。
トップ率が高いって言っても、たったこれだけの事なんだよな。
あらためて打点意識の大切さを感じた2半荘でした。
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まずは麻雀。
こないだ先切りする要素として
①平和がつく
②仕掛けが利かない
③フォロー部分が2枚以上見えた
④余り牌が危険
と、4つ挙げた。
実戦していくうちにまだまだあるなーと思ったので補足。
⑤フォロー部分が強い
上図のように、フォロー部分が三面張とかだったら「先切り寄り」になる。
場況が安かったりしてもそうだね。
「強い部分はスリムに構えて、弱い部分は厚く持つ」
の法則。
もう一つは実戦より
平和、仕掛け利かない、全員に危険…と複数の要素を満たしている。
さらに
「リーチを打ちたくない」
という状況が大きいのではないか
ドラ3だけにちょっと弱気すぎなんじゃないの…と感じたけど
こうしてみた。
今までこういうのは毎回パンパンに構えただけに抵抗がある。
だが固定概念をぶち壊さない限り進歩はない。
南2以降、リーチを打ちたくない状況は頻発する。
これは天鳳だからこその状況とも言え、だからこそ先切りのメリットと合致する。
今回ドラ3リーチは嬉しいので微妙だけど、ドラ1以下ならどうせリーチ打ちづらいので中盤以降は先切りした方がよいのかなって思う。
親からリーチ。
先切りした事によって、1枚だけ危険牌を持ってきても進退を保留できる。
はやい段階でテンパったら押すし、2枚目の危険牌を持ってきたらさすがにオリるだろう。
先切りした事によって後手番で押し返せることができた…なんてことは多いので、
守備的な選択だけど、同時に攻撃的な一面も持つ。
それでは九段坂で感じた事↓
東ラスの親番。
ポンと書いてあるけど、あなたはこれを鳴くだろうか?
愚形×愚形 ならばテンパイとシャンテンでは越えられない壁があり、鳴くのも悪くない…のかもしれない。
しかし、鳴いた瞬間にこれはよくないな…と感じた。
瞬間的には愚形×愚形だけど、マンズの2~7、ソウズも2~9のツモで良形含みの変化がある。
特に3m5m6m2s7sあたりは高打点(メンタンピン)がハッキリみえる手になる。
まだ4巡目…とあらば、打たれにくいカン5sのテンパイで手を縮める事などせず、悠然と構えた方がよいと思う。
結果的には
リーチをかわす絶妙なアガりとなったけど、「打点意識」が足りてないな…と感じた一局だった。
1500をあがっても何も状況は変わらず、リスクだけ「負い損」となる。
これが打点上昇の見込めない手なら速度にかけるのがベターとなるけど、そうでないのならリスクを負うに値する手牌を用意した上で勝負すべきだと思う。
この局が響いたのかしらないけど、当半荘はまさかのラス。
「打点意識が足りない」
と感じたら、俺は木原さんのブログを読みにいく。
>何を切りますか?
というよりも 何をイメージしますか?
もちろんここはドラ2を使い切るイメージです。
ま、まさかここで1mに手がかかる人はいないですよね?
ぐぬ…手がかかりそうだw
愚形×愚形の役無しはシャンテンにあらず、という記事を書いておきながら、自分がシャンテン至上主義シンドロームに罹っていたようだ。
忘れてた何かを思い出し再び予約を押す。
すると東二局にこんな手になった。
何を切る?
普通はマンズを切って、リャンメンリャンメンのシャンテンに構えるだろう。
しかし一段目ならもう少し打点を意識したい。
西を切ってタンヤオに向かうかー?
歳を重ねれば重ねるほど、今までの「当たり前」に逆らう事に億劫になる。
しかし、その「当たり前」を壊さない限り前には進めない。
木原プロなら何を考えるのだろうか?
9s二枚切れに目をやる…
これか…?
これならすんなりのダイレクトテンパイの他、マンズを持ってきてスムーズにホンイツにいける。
しかし、それだけだったらリャンメンリャンメンのドラ1シャンテンの方がよほどマンガンに近いだろう。
だがこの手は…
このようなタテツモでチートイやトイトイも狙う事ができる。
これはできすぎの結果論なのだろうか。
しかし意識して狙わない事には「できすぎの結果」すら拝むことはできない。
結局、当半荘はこのリードを活かしてトップ。
トップ率が高いって言っても、たったこれだけの事なんだよな。
あらためて打点意識の大切さを感じた2半荘でした。
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- at 10:17
- [元麻雀プロが天鳳に挑戦]
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NoTitle
と言うか正確には、前順の9マンを切らずに6ソー切ります。
確かに9マンは将来的には要らなくなる牌の筆頭なのですが、あの形で9マンを切ったときに残った形がかなり不安定だと感じます。
あのタイミングで他家のリーチかかったとして47マンのスジも36ソーのスジも切りづらい。
それでいて張ってないし、テンパイに向かおうとすれば危険牌がバシバシ出ちゃう形でかつオリも難しい手です。
そうなる可能性が怖いのでそれくらいなら4マン鳴いて1000点に取りますね。(リーチに対応できない状況は変わりませんけども、テンパイなら腹くくって押す、という選択肢も出てきます)
でもやっぱり、あらかじめ6ソー切って9マン残しそうです。マンズの手変わりは残ってますし、裏目は7ソーのみって言い張る!そして裏目ったら画面に土下座!!w
木原さんの手?
何も考えずにドラを切りますし、裏目っても後悔はありません。ドラを残す打ち方を否定はしませんが、定量的にどっちがより良いのか、良し悪しをはかることができません。
こういうのは結果(統計)が全てを物語るし、結果が出るまでにとてつもない時間がかかるので、どっちがいいか迷うのは無駄だと感じちゃいます。打ち方の信念の問題かと思われます。
少なくとも、木原さんがそう言ってるから、zeroさんがそう言ってるから、ってだけで取り入れるのは軸がブレそうですしね。やっぱり、自分で考えて、「それある!」と思ったものだけ取り入れる。これしかないですね。
まぁ打ち方を変革していかないと、上達は望めないというzeroさんの気持ちもよく分かりますが・・・
長文失礼しました。